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2014年7月30日(水)〜7月31日(木)
2014年07月31日(木)
この間のお稽古は、尼崎一部二部、王子、加古川でした。

手順を覚えてしまって、その先へと進んで欲しい。

切なる願いです。

確かに手順を覚えるのはたいへんです。

しかも、手順だけを覚えればいいわけではなく、

他にも基礎的なことで覚えて欲しいこともあります。

しかし、何をおいても、手順を覚えて欲しいと思います。

手順の確認に終始するお稽古から、次に進むことができると、

お稽古の楽しみがぐんと増えます。

以前にも書いた気がしますが、

その日のお稽古で出てきた技の手順で分からないことがあれば、

その日のうちに疑問を解消してしまう、

そのくらいの気持ちが必要です。

先輩に聞くこともできるでしょう。

同じくらいに始めた仲間とああでもない、こうでもないと、

やってみることもできるでしょう。

どうぞ、自分から進んで、いろいろやってみてください。

お稽古時間内では、

互いに教え合うのもお稽古のうちですが、

手順以上のことを指摘するのは、

自身のお稽古の進み具合と相談しながら行ってください。

まずは自分のお稽古に専心すること。

お稽古は、自学自習が基本です。

厳しいことを言うようですが、

楽しくお稽古を続けるために必要なことだと考えます。

ブログを見ることができない会員のみなさんにも

伝わりますように。
2014-07-31 23:46 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2014年7月21日(月)、7月23日(水)〜7月25日(金)
2014年07月28日(月)
この間のお稽古は、王子でのお稽古拡大版、

尼崎一部二部、王子、加古川、西宮でした。

目にするもの、耳にするものは、日々山ほどありますが、

その中から何を見るか、何を聞くかは、

自分で選ぶことができます。

また、目にするもの、耳にするもの自体を

選ぶことも可能でしょう。

どういうものに意識をフォーカスするかによって、

自分が住む世界がまったく違ったものに成り得ます。

どのような場でも気持ちを透明にできるのが望ましいですが、

気持ちを透明にしやすい環境を整えることも

大事であるように思います。

自身のお稽古をする場合には、

それは主に自分だけに関係することですが、

道場を主宰するとなると、

ことは道場全体に及ぶこととなります。

そういったことを心に留め置いて、

自身のお稽古に、ささの葉でのお稽古に、

より一層励みたいです。
2014-07-28 21:19 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2014年7月17日(木)〜7月18日(金)
2014年07月20日(日)
この間のお稽古は、王子、加古川、西宮でした。

お稽古はとても創造的なもので、

お稽古をやっているその場そのときに、

次々と何かが生まれてくるものだと

わたしは思っています。

しかもそれは、自分一人で創造するのではなく、

道場でお稽古する全員とで成されます。

全員で創るもの、各々が創るもの、両方があるでしょう。


わたしは、ささの葉のお稽古では、

前で指導する立場でお稽古しています。

その日の参加者の顔ぶれで、やるお稽古も変わってきますし、

前で受けを取ってもらう方との間で感じたことで

何かが生まれることもあります。

お稽古が進むうちに、みなさんの様子を見ていて、

そこで感じたことによってもお稽古は変化していきます。


一方、甲南合気会でわたしがお稽古するときは、

内田先生のご指導のもとでのお稽古になります。

先生が創ってくださる場に全てを委ねるとともに、

自身の課題もあるので、

先生の説明を聞き、身体を動かすことによって、

先生との対話のもとに生まれてくるものがあります。

組んだ相手の方との間で創られるものも、

もちろんあります。


さまざまな場面でそうしたものが生まれる場は、

やはり清浄に保つ必要があるでしょう。

物理的にもそうですが、

楽しい雰囲気でやるなかにも

ざわつかない落ち着いた状態で

お稽古に臨みたいと考えています。
2014-07-20 08:31 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2014年7月16日(水) 尼崎道場一部・二部
2014年07月17日(木)
手は自分の前でとか、体軸を傾けないだとか、

詰まり強張りがないようにとか、

いろいろと言われます。

それができているかどうかというのは、

他の人に見てもらったり、

撮影して後から見るということもできるでしょうけど、

普段は、やっているその場で自分で確認することになります。

となると、焦っていたり、闇雲にやっていたり、

技をかけることに必死になっていたり、

つまりは気持ちが整っていなければ、

そのようなお稽古はできないということになります。

身体のお稽古以上に大事なのが、

心、気持ちのお稽古です。

日常で、合気道の技が役に立つ場面と言うのは、

なかなかないと思います。

しかし、気持ちの使い方というのは、

日常すべてに関わってくるものです。

日ごろから心がける、道場でも心がける、

24時間お稽古です。
2014-07-17 00:00 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2014年7月11日(金) 西宮道場
2014年07月14日(月)
この日は、肩取り面打ちという取り手でお稽古しました。

この取り手は、いわば応用の取り手になるので、

お稽古を始めて年数の浅い人ばかりのささの葉のお稽古では

今までやったことがなく、

全員、お稽古では初めての取り手となりました。

もちろん、全員が年数が少ないといっても、

その中で経験の差はあり、

当たり前と言えば当たり前なのですが、

経験の長い人ほど、戸惑いが少ないように見受けました。

お稽古ではいろいろな技をやりますが、

出てくる技をひとつひとつバラバラに覚えていては

追いつきません。

それぞれの技の共通部分であったり法則であったり、

そのようなものを発見し、

さらにそれを洗練させていくことが必要です。

長くお稽古をやっていくと、そのようなことが

できるようになっていきます。

それゆえ、やったことのない技でも、

戸惑いが少なくなるのだと思います。

長く長くお稽古を重ね、法則が究極に洗練されると、

それはただ一つになるのではないかと、

わたしは想像しています。

そしてそれをまたそれぞれの技に返していく。

同じようなことを高段の先生がおっしゃっているのを

聞いたことがあります

(表現が難しかったので解釈違いかもしれませんが)。

お稽古をするときは、そんなことを頭に置いておいて、

それぞれの技をみれるようにしたいです。
2014-07-14 22:16 | 記事へ | コメント(0) |
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