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思い込み
2016年03月27日(日)
篠原です。こんにちは。


われわれは、様々な思い込みでできています。
そして、それらを言い訳にして、本来ならできることを
できないことにしてしまいます。
「・・・だから、私にはできない」「だって・・・だから」
というフレーズが、その典型です。

それらの思い込みを一度脇に置いて、
やるだけやってみてはどうでしょうか。
すぐには変化がないかもしれません。
それでも続けるのです。

騙されたと思ってやってみませんか。
必ずできるようになります。
意外なところに変化が現れることもあります。

いろいろなことができるようになると
楽しくなってきます。


話はそこで終わりではありません。
「できる」というのもまた、思い込みです。
本当のところは「もっとできる」からです。

そこから先に行くには、
この思い込みもまた去る必要があります。
もしかすると、こちらの思い込みのほうが
手強いかもしれません。
なぜなら、「できる」は心地いいから、
そこに留まる方が楽だからです。

でも「もっとできる」のだから、もったいないことです。


終わりはありません。
いろいろな思い込みから解放されたいですね。


そんなお稽古をしてまいりましょう。
2016-03-27 10:15 | 記事へ | コメント(0) |
| つれづれ |
バランス
2015年11月18日(水)
何事にもバランスが必要です。お稽古もしかり。
お稽古のバランスにもいろいろあります。
そのひとつが、入力と出力、それと熟成のバランスです。

入力は、先生や他の人を見て話を聞いて学ぶこと、
本や映像など読んだり見たりすること。

熟成は、実際に身体を動かし、技を行い、
試行錯誤や検証をすること。

出力は、誰かに聞いてもらう伝える教えること。

どれも大事です。そしてバランスが大事です。
偏り滞りがないか、チェックしてみてください。
2015-11-18 23:24 | 記事へ | コメント(0) |
| つれづれ |
何はともあれ、ご機嫌で♪
2015年11月15日(日)
あれやこれや言っていますが、

それが一番大事です。

お稽古でご機嫌に、日常もご機嫌に。
2015-11-15 09:22 | 記事へ | コメント(0) |
| つれづれ |
自分を知る
2015年11月04日(水)
先週、雨が降った翌日の青空のあまりの透明さに心を奪われ、
今週もまた雨が降ったので期待していましたが、
今日は見事な秋晴れで、雲一つない空は青く高く、
どこまでもいけそうな気持にさせられました。
空を眺めているだけでお稽古になりそうです(笑)。

お稽古をしていると、あれができない、これができない、
できないことがいろいろ出てきます。自分が何ができないか、
それを知るところからお稽古が始まります。

何ができないかを知ることができたら、
次はどのようにできないか、それを見ていきます。

それから、どうすればよいか考え、それをお稽古します。

それぞれの場面で、助力や教えを乞うこともあると思いますが、
基本的にはお稽古は自力でやるものだと、わたしは考えています。

自分でいろいろ試行錯誤を重ねるからこそ、
先生や先輩の言葉が響くのであり、こちらから尋ねたときにも
互いに実りあるお稽古になるのだと思います。

まずは自分のお稽古をしっかりやることが大前提。
他の人と組んでやるときでも(取りでも受けでも)、
それは自分のお稽古です。一緒にやっている相手には、
お稽古の相手をしてもらっているのだと考えます。
上の人と組むときはもちろん、下の人と組むときも謙虚な気持ちで。

相手のいる稽古では、一人稽古では見えなかった自分が
見えると思います。

お稽古では、身体の使い方だけを学ぶのではありません。
むしろ、心の使い方を学ぶために、身体を使っていると
言ってもいいでしょう。自分の心を知りましょう。

生きる知恵と力を高めるために、
しっかりと自分を見つめてお稽古したいものです。
2015-11-04 22:08 | 記事へ | コメント(0) |
| つれづれ |
豊かな道場、芳醇なお稽古
2015年10月11日(日)
昨日は凱風館で、代稽古を担当させていただきました。
だいたい二ヶ月に一回ほどの割合で、代稽古をさせていただく
機会があるのですが、わたしが主に担当するのは朝稽古です。

ところが、昨日はたまたま土曜日の二部、有段者稽古の
担当をすることになりました。

全体を見渡せる位置で見る土曜日二部のお稽古。
すっと目が引き寄せられるのは、やはり先輩方の姿。
纏っている空気が全然違います。
とても贅沢な時間でした。

先輩、同期、後輩、それぞれ大切で、
素敵な先輩がいる、愉快な同期がいる、かわいい後輩がいる。
みなが道場に集まって、互いに高め合う。
そのような道場を目指したいです。

ささの葉も人が増えてきて、門人同士のつながりが多彩に
なってきました。先日の演武会のあとの打ち上げの席で、
内田先生が「師範の知らないところで門人が盛り上がってる
ってのがいいんだよ」と嬉しそうにお話してくださったのを
思い出します。

強弱勝敗、技の巧拙を論じない姿勢を大事にする合気道
だからこそ生まれてくる何かがあると思います。
根本を大事に、それぞれの生きる知恵と力が高まるような
肥沃な土壌を育んでいければと思います。

豊かなお稽古をしてまいりましょう。
2015-10-11 08:20 | 記事へ | コメント(0) |
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