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2013年6月28日(金) 西宮道場
2013年07月01日(月)
この日のお稽古でも

握手をするときの感覚を互いに保ちつつ

技のお稽古をしました。


内田先生が言われるのは、

受けの本体に働きかけず、

薄皮一枚外側や受けの成層圏を切るつもりで技をかける、

また技の中心は(接点ではなく)二人の外部にある

とも言われます。

そのような意識でいると、がつんとぶつかることなく、

すっと技が通ります。


握手の意識で接点を大事にすることとの

整合性を考えていたのですが、

本体があっての薄皮一枚外側であり、

接点があった上での、その延長としての外部

なのではないかと今のところ考えています。

受けの気持ちが来ていない、取りの気持ちが行ってない、

そういう状態では境界があやふやになって、

我々のレベルでは、

薄皮一枚外側が非常に分かりづらいのではないかと思います。

同様に外部にある中心も、

互いの気持ちがはっきり出ているほど、

分かりやすくなるように思います。


基礎的なお稽古として、握手の感覚を保つというのは、

有効なのではないかと考えます。
2013-07-01 10:58 | 記事へ | コメント(0) |
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