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2013年7月19日(金) 西宮道場
2013年07月23日(火)
この日は久しぶりに後ろ両手取りのお稽古をしました。

受けが背後に回るので、

頼りになるのは主に触覚(皮膚感覚)になります。

他の取り手でも視覚情報に囚われないことが

大事なのですが、

後ろ両手取りでは特にそうです。

その情報を使って何をするのかといえば、

適切な時に適切な場所にいてなすべきことをする

ということになります。

中でも適切な場所というのがやはり鍵で、

足踏みが何より大事です。

何度も書いていますが、

これは礼をするときの並び方、

体操・呼吸法のときの立ち位置、

円陣を作るときの位置取りでも同じ話です。

これらも視覚情報(だけ)でどうこうするのではなく、

皮膚感覚が必要になってきます。

一か所だけに固まっている時の詰まった感じ、

均等になっていないときの違和感などを感じるのは、

技をするときの相手との間合いの適否や

正中と気の結びとのアライメント、

自身の体内にある詰まり強張りなどを覚知するのと

まったく同じ感覚を必要とするものです。

普段できないやってないことは、

お稽古の中でもできないですし、

お稽古の中でできないやらないことは

普段でも同じなのではないかなと思います。

などと書くと、自身にぐさっと来ますが(笑)、

そのあたり何度も確認しつつ

日々過ごそうと思います。
2013-07-23 20:07 | 記事へ | コメント(0) |
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