この間のお稽古は、尼崎一部二部、王子、加古川、西宮でした。
わたしが特に大事にしたいのは心のお稽古なので
お稽古中にもそういった説明をするのですが、
技の手順を覚えないことには、手順ばかりに気を取られて
なかなか肝心のお稽古にたどりつけません。
ですから、手順にはなるべく早く馴染んでいただきたいです。
この週は、基本技である四方投げと一教をとりあげ、
技の手順と、技をかけられる感じ、かける感じを、
繰り返し、じっくりと味わうようなお稽古をしました。
二人組でお稽古をするのですが、
上の人は初心の人に手順等を説明しながらのお稽古になります。
こういうときに上の人に気をつけていただきたいのは、
(けっこうたいへんなのですが)
説明をしているときに受けが疎かにならないことです。
受けがきちんとしているからこそ、
技もしっかりとかかるわけですから、
経験が浅い人に、技がかかったときの体感を伝えるためにも、
常にちゃんとした受けができるよう心がけたいです。
こういうのも心のお稽古といえるでしょう。
と書きつつ、この週のお稽古風景を思い出していたのですが、
みなさんちゃんと出来ているように思います。
とてもよい感じです。
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