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ニックネーム:ささの葉合気会
道場長の篠原です

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2013年8月16日(金) 西宮道場
2013年08月19日(月)
この日のお稽古は抑え技が中心でした。

手順が長く、手捌きも多少ややこしいので、

自然と手の動きに気を取られて

いわゆる居着く状態になりやすいようでした。

ある部分に居着くと、

そこに向かって気持ちも身体も小さく集まっていきます。

なので、気持ちを離してみる、身体を離してみる、

どちらかを試してみるとよいと思います。

離す(距離を取る)、放す(解放する)、どちらも有効です。

窮屈だから、距離を取る、弛めるという

当たり前のことをするだけです。

何が難しいのかというと、

窮屈になっていることに気がつくことです。

あるいは、

窮屈とそうでない状態の違いが分かることです。

そのために自分の内を観察することが必要です。

呼吸法では、自分の内をしっかり観察します。

呼吸法の意味はもちろんそれだけではありませんが、

そういうつながりもあることを念頭に置いて

呼吸法をするし、技のお稽古をすることが大事です。

あるいはそういうつながりを見出していくことも

大事なお稽古です。

漫然とお稽古しないこと。

それに尽きるかもしれません。
2013-08-19 13:10 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2013年8月15日(木) 王子道場
ここのところずっと正面打ちのお稽古を続けて、

正面打ちからの流れの感じ方が

少しずつ分かってきたような気がするので、

この日は取り手を替えてお稽古しました。

肩取りから流れを感じるお稽古。

流れを感じるお稽古をしようとすると、

多くのサブテーマを設定することができます。

それだけいろいろな条件を整えないと、

流れを上手く感じることができないということですが、

どのサブテーマも、また他のことにもつながっていく

重要なテーマとなりうるものばかりで、

お稽古しがいがあります。

最近では、足捌きの練習をするときに、

あまり踏ん張らずに軽く足を踏むような足使いを

意識してやっています。

足を踏ん張りすぎると、下半身が固まってしまい、

その結果、流れが感じられない状態になってしまいます。

そうならないための足使いを練習しています。

足捌きの練習は、独立してやるのではなく、

できれば大きなテーマのもとで、

課題を持ってやっていきたいと考えています。
2013-08-19 12:39 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2013年8月14日(水) 尼崎道場
ささの葉でお稽古を始めてしばらくの間は、

当然のことながら、

初心の人ばかりでお稽古をすることもありました。

今では、そのころ初心者だったみなさんが先輩となり、

最近の初心の人たちと一緒にお稽古しています。

見ていて気付いたのですが、、

先輩がいると、初心の人の動きがよいのです。

合気道の動きは、ほとんどの方にとって馴染みのない動きなので、

初心のうちは多少の差はあれ、

誰もがずいぶんとぎこちない動きになります。

それが、初心の人ばかりでのお稽古と、

同じ道場の先輩が一緒にお稽古している場合とでは、

はっきりと動きに違いがあるように感じました。

同じ道場の先輩というのが、おそらくはミソで、

何かがつながっているのを感じます。

そういうのを見ていると、

ささの葉が一つの生物として成長しているような

そんな印象で、とても感慨深いです。

と同時に責任の重さもひしと感じ、

自分のお稽古にも一段と身が入ります。

本当にありがたいことです。
2013-08-19 10:55 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |