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2013年5月16日(木) 王子道場
2013年05月17日(金)
方向当てもそうなのですが、

一見なんのことやら意味が分からないようなお稽古も

いろんなことにつながってきます。

また、「気」や「呼吸力」などといった概念や、

それを説明するときの比喩なども

人によっては嘘くさく聞こえたり、

まやかし、よくても精神論的な話に聞こえますが、

心の在り方に関することももちろん含めつつ、

純粋に技術的な側面が、いや、側面がというか、

たっぷり技術的な話だったりします。

ただ、そのあたりのことは、お稽古を通して

実際に触れ、体感することを繰り返すことで、

少しずつ分かっていくものかなと思っています。

かくいうわたしも

最初はそんなことは分かりもしなかったし、

そもそも手順を覚えることで手いっぱいでした。

今でも、分かったつもりでいることが、

新たな気付きを得ることにより、

根底から覆されるといったようなこともままあります。

今まさにそんな感じですが(笑)。

でも、そういったことがあるおかげで、

新鮮さを失うことなくお稽古を続けることができ、

それもまた合気道の魅力だと思います♪
2013-05-17 09:15 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2013年5月15日(水) 尼崎道場
方向当てをささの葉では初めてやりました。

方向当てというのは、二人組で前後に並んで歩き、

後ろを歩く人が前を歩く人に方向を指示し、

前を歩く人は指示された方向に歩く、というものです。

シンプルにやる場合、方向は、

左に曲がる、右に曲がる、の2種類だけでやります。

指示の仕方は、前の人の背中に両手を当て、そこから、

前を歩いている人が自分で、

自分が実際に左や右に曲がっているというイメージや体感を

送っていきます。

前を歩いている人は、それを感じ取るために感覚を敏感にし、

気持ちを透明にして、感じた方向に歩きます。

もし指示とは違った方向に歩いた場合は、

後ろの人は、前の人を止めて、指示した方向に向き直らせ、

ふたたび2人で歩き始めます。

当たり外れが問題なのではなく、

集中して行うこと、感覚を研ぎ澄ますこと、

気持ちを透明にすること、

そして、当たったとき外れたときの感じ、

違いなどを大事にすること、

そういったお稽古になります。

このような体感の送受が、技をやるときにもとても重要ですが、

技だと手順が複雑になるので、

歩く、方向を変える、という簡単な動作で、

体感の送受のお稽古をするのが方向当てになります。


説明が長くなりました(笑)。

わたしも息が切れたので、ここまでで♪
2013-05-17 08:46 | 記事へ | コメント(0) |
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