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人が纏う空気(2014年11月14日(金))
2014年11月15日(土)
この日のお稽古は西宮でした。

触覚を敏感にするお稽古をよくやります。

相手と触れることによって、

びっくりするくらいいろいろなことが分かります。

そして、直接触れなくても

やっぱりいろいろなことが分かります。

そうしたことを感じ取れる人と、

そうでない人がいて、

あるいは感度の差があって、

感度の高低もまた、感じることができます。

お稽古を重ねることによって、

感度が高まるように思うのですが、

感度が高くなりやすそうな人と、

なかなかたいへんそうな人がいて、

それもまた感じられます。

それでもお稽古を重ねることによって、

(そうしたお稽古であれば)

確実に感度は高まっていきます。

それはすなわち、

生き残るための力であろうと思います。

この記事を読んで、ピンときた方も、そうでない方も、

ぜひ合気道のお稽古をやっていただきたいなと思います。

わたしが何を言っているか、

分かっていただけると思います。
2014-11-15 02:33 | 記事へ | コメント(0) |
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清々しさ(2014年11月13日(木))
この日のお稽古は、王子と加古川でした。

空間には濃淡が生じます。

王子のお稽古では、後ろ両手取りをやりましたが、

後ろ両手取りでは特に、受けが後ろに回り込むため、

視覚のみに頼ることはできません。

何を感じるかというと触覚ですが、

相手と触れていなくても、

空間の濃淡は感じることができます。

濃淡以外にも、明暗や色彩、温度、質感などを

感じることができるかもしれません。

そうしたものは心身から発されるものであり、

また心身に影響を及ぼします。

お稽古ではそれを敏感に感じ取れるように、

感度を高めることが要求されます。

ですから、例えばわたしが悪いものを発していれば、

何が起こるかは推して知るべしです。

道場を清浄な空間に保ちたい、

愉快な気に満ちたものにしたい、

切に願うことです。

願うだけでなく、そのためにエネルギーを使うことを

厭うことのないようにしようとあらためて思う

この何週間かです。

晴れ晴れと清々しくお稽古できるよう

意を決しています。
2014-11-15 01:38 | 記事へ | コメント(0) |
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