清々しさ(2014年11月13日(木))
2014年11月15日(土)
この日のお稽古は、王子と加古川でした。
空間には濃淡が生じます。
王子のお稽古では、後ろ両手取りをやりましたが、
後ろ両手取りでは特に、受けが後ろに回り込むため、
視覚のみに頼ることはできません。
何を感じるかというと触覚ですが、
相手と触れていなくても、
空間の濃淡は感じることができます。
濃淡以外にも、明暗や色彩、温度、質感などを
感じることができるかもしれません。
そうしたものは心身から発されるものであり、
また心身に影響を及ぼします。
お稽古ではそれを敏感に感じ取れるように、
感度を高めることが要求されます。
ですから、例えばわたしが悪いものを発していれば、
何が起こるかは推して知るべしです。
道場を清浄な空間に保ちたい、
愉快な気に満ちたものにしたい、
切に願うことです。
願うだけでなく、そのためにエネルギーを使うことを
厭うことのないようにしようとあらためて思う
この何週間かです。
晴れ晴れと清々しくお稽古できるよう
意を決しています。
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2014-11-15 01:38
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