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2014年8月6日(水) 尼崎道場一部二部
2014年08月06日(水)
お稽古で何をやっているのかと言えば、

身体を練っています。

身体は何によって練られるのでしょう。

わたしは気持ちによって練られるのだと考えています。

気持ちのお稽古、心のお稽古を疎かにして、

身体をただ動かしているだけでは、

身体は練られていかないし、

誤った気持ちや心の使い方をしていれば、

身体は練られるどころか、より硬くなっていくでしょう。

また、身体は自分一人で練るだけではなく、

仲間と共に練り合うものです。

どういう状態であれば、練り合うことができるでしょうか。

やはり、気持ちや心の持ちようが大事だと思えるのです。

そうしてみると、身体を練るということは、

気持ち、心を練ることと、表裏一体だと言えます。

そういったことをすべて合わせて、

気を練る、と言うのかもしれません。

心技体という言葉もあります。

どこかに偏ることなくお稽古を重ねたいです。

道場にきてお稽古をすれば、

身体は必ず動かすことになります。

気持ちのお稽古、心のお稽古が大事!というのを

強く意識するくらいがいいかもしれませんね。
2014-08-06 21:43 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
今しかできないこと。
2014年08月02日(土)
こんにちは、大松です。

昨夜は、篠原先生が凱風館の夜稽古を、
内田先生に代わって代稽古されました。

私はその受けをさせて頂いたのですが、
実は前日から受けをするように言われていたので、
気が小さい私は、前日から、それはそれは緊張していました。
想像して、軽くオエツするくらい(笑)。

ささの葉はこの10月で2歳になります。
そのため、ささの葉には私よりも上級上段者は3名しかいません。
しかし凱風館では、ほとんどの方が、
私よりも上級上段の先輩ばかりです。
しかも私が上手ならともかくも、
いつもささの葉で篠原先生の受けをさせて頂いていますが、
失敗も多く試行錯誤の日々。
そしてまだまだ経験の浅い私が受けをさせて頂くなんて恐れ多い、、、
そう思うと、想像して、オエツしてました(笑)。

しかし先生からは、
いい経験になるので失敗してもいいからと言って頂き、
ここからは心のお稽古。
気持ちを切り替えました。

私はこう見えて(いや、そのままかしら?)実はけっこう内向的な性格で、
自分に対してあまりOKを出せません。
せっかく褒めてもらっても、私なんて、とか、思ってしまったり。
しかし、最近は、そろそろそんな殻もやぶらなきゃなぁって、
やっと思えるようになりました。

これも、合気道のおかげでしょうか。

自分に与えられた成長のチャンスをちゃんと受け取る事を認めて、
自分に対して心を開き、ゆるしてあげられるのは自分しかいません。

とりあえずは、まだ2級なので、間違ったり失敗しても当たり前。
それよりは、最近自分のテーマにしている、
「相手を待つ、自分を待つ」ということを
ちゃんと心がけようと思いました。
受けをさせて頂き始めたころは、
この、「待つ」ということができませんでした。
とにかく早く起き上がらなきゃ、
とにかく早く起きて先生のところに戻っていかなきゃ、
なんてことに必死で、常にワタワタしていました。
先生が着衣を直されているのに、あわてすぎて気付かず、
手を取りに行こうとしてしまったり(>_<)。

「静かに待てているということは、全て準備ができたということです」
と、とある合気道の先生がおっしゃっていました。

最初は上手く出来なかった前回り受け身、後ろ回り受け身も
動画を見たり先輩に聞いたりしていろいろと研究して、
最近は以前よりは余裕をもって起き上がれるようになりました。

今は、受けをさせていただく時は、
投げられたらゆっくりと転がりながら、
その間に気持ちを整えるように意識しています。
ゆっくりと起き上がり、
次の準備を整えながら先生のところに戻るようにしています。

そして、かかり稽古のときも、
取りの方の準備が出来るのも、ちゃんと待つ。
相手を待ちながら、さらに自分の気持ちを整える。
そんなふうに意識しています。

先生の受けをさせて頂くとき、
受けの仕方がわからなくて間違えたり失敗する事も多いですが、
実は、そのことは今の自分にとっては
そんなに大きな問題ではありません。
失敗しても、ひとつひとつその失敗にも丁寧に向き合っていたら、
何年後かにはきっと、受けもゆるぎないものに育つことを信じて。
取りにしても受けにしても、今は失敗しても、下手でも、当たり前。
いっぱい間違えて、失敗して、先輩に教えてもらって、
でも上手くできなくて。いっぱい何度も確認して。
まだ初心の今だからこそ、堂々と出来る事があります。

昨夜の受けも、案の定失敗もして先生にはご迷惑をおかけしましたが、
テーマにしている「待つ」ということ、落ち着いて臨むということは、
想像していたよりもきちんとする事が出来たので、
昨日の私には、とりあえず花マルをあげたいと思います。

先生、一緒にお稽古してくださったみなさま、
ありがとうございました。
2014-08-02 17:16 | 記事へ | コメント(0) |
2014年8月1日(金) 西宮道場
この日のお稽古には、3ケ月ぶりの復帰の方を始め、

久しぶりにお稽古に参加される方が3名いらして、

少しじーんとしながらのお稽古でした。

みなさん、それぞれ事情がおありで

間隔が開いたにもかかわらず、

お稽古に対する気持ちを維持してくださっていることが、

とてもとても嬉しくて。

みなさんがいつでも戻ってこれるような場として、

ささの葉合気会を末長く続けていこうと、強く思いました。

ここのところ、ささの葉合気会がいろいろな面で

充実してきていると感じているのですが、

会のことを思ってくださるみなさんの力が結びあっての

今の状態だと思っています。

本当にありがとうございます。

ささの葉合気会が、より充実した場となるよう

わたし自身より一層の精進を重ねてまいります。

引き続きお力添えいただけますよう

どうぞよろしくお願いいたします。
2014-08-02 00:02 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2014年7月30日(水)〜7月31日(木)
2014年07月31日(木)
この間のお稽古は、尼崎一部二部、王子、加古川でした。

手順を覚えてしまって、その先へと進んで欲しい。

切なる願いです。

確かに手順を覚えるのはたいへんです。

しかも、手順だけを覚えればいいわけではなく、

他にも基礎的なことで覚えて欲しいこともあります。

しかし、何をおいても、手順を覚えて欲しいと思います。

手順の確認に終始するお稽古から、次に進むことができると、

お稽古の楽しみがぐんと増えます。

以前にも書いた気がしますが、

その日のお稽古で出てきた技の手順で分からないことがあれば、

その日のうちに疑問を解消してしまう、

そのくらいの気持ちが必要です。

先輩に聞くこともできるでしょう。

同じくらいに始めた仲間とああでもない、こうでもないと、

やってみることもできるでしょう。

どうぞ、自分から進んで、いろいろやってみてください。

お稽古時間内では、

互いに教え合うのもお稽古のうちですが、

手順以上のことを指摘するのは、

自身のお稽古の進み具合と相談しながら行ってください。

まずは自分のお稽古に専心すること。

お稽古は、自学自習が基本です。

厳しいことを言うようですが、

楽しくお稽古を続けるために必要なことだと考えます。

ブログを見ることができない会員のみなさんにも

伝わりますように。
2014-07-31 23:46 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2014年7月21日(月)、7月23日(水)〜7月25日(金)
2014年07月28日(月)
この間のお稽古は、王子でのお稽古拡大版、

尼崎一部二部、王子、加古川、西宮でした。

目にするもの、耳にするものは、日々山ほどありますが、

その中から何を見るか、何を聞くかは、

自分で選ぶことができます。

また、目にするもの、耳にするもの自体を

選ぶことも可能でしょう。

どういうものに意識をフォーカスするかによって、

自分が住む世界がまったく違ったものに成り得ます。

どのような場でも気持ちを透明にできるのが望ましいですが、

気持ちを透明にしやすい環境を整えることも

大事であるように思います。

自身のお稽古をする場合には、

それは主に自分だけに関係することですが、

道場を主宰するとなると、

ことは道場全体に及ぶこととなります。

そういったことを心に留め置いて、

自身のお稽古に、ささの葉でのお稽古に、

より一層励みたいです。
2014-07-28 21:19 | 記事へ | コメント(0) |
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