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今しかできないこと。
2014年08月02日(土)
こんにちは、大松です。

昨夜は、篠原先生が凱風館の夜稽古を、
内田先生に代わって代稽古されました。

私はその受けをさせて頂いたのですが、
実は前日から受けをするように言われていたので、
気が小さい私は、前日から、それはそれは緊張していました。
想像して、軽くオエツするくらい(笑)。

ささの葉はこの10月で2歳になります。
そのため、ささの葉には私よりも上級上段者は3名しかいません。
しかし凱風館では、ほとんどの方が、
私よりも上級上段の先輩ばかりです。
しかも私が上手ならともかくも、
いつもささの葉で篠原先生の受けをさせて頂いていますが、
失敗も多く試行錯誤の日々。
そしてまだまだ経験の浅い私が受けをさせて頂くなんて恐れ多い、、、
そう思うと、想像して、オエツしてました(笑)。

しかし先生からは、
いい経験になるので失敗してもいいからと言って頂き、
ここからは心のお稽古。
気持ちを切り替えました。

私はこう見えて(いや、そのままかしら?)実はけっこう内向的な性格で、
自分に対してあまりOKを出せません。
せっかく褒めてもらっても、私なんて、とか、思ってしまったり。
しかし、最近は、そろそろそんな殻もやぶらなきゃなぁって、
やっと思えるようになりました。

これも、合気道のおかげでしょうか。

自分に与えられた成長のチャンスをちゃんと受け取る事を認めて、
自分に対して心を開き、ゆるしてあげられるのは自分しかいません。

とりあえずは、まだ2級なので、間違ったり失敗しても当たり前。
それよりは、最近自分のテーマにしている、
「相手を待つ、自分を待つ」ということを
ちゃんと心がけようと思いました。
受けをさせて頂き始めたころは、
この、「待つ」ということができませんでした。
とにかく早く起き上がらなきゃ、
とにかく早く起きて先生のところに戻っていかなきゃ、
なんてことに必死で、常にワタワタしていました。
先生が着衣を直されているのに、あわてすぎて気付かず、
手を取りに行こうとしてしまったり(>_<)。

「静かに待てているということは、全て準備ができたということです」
と、とある合気道の先生がおっしゃっていました。

最初は上手く出来なかった前回り受け身、後ろ回り受け身も
動画を見たり先輩に聞いたりしていろいろと研究して、
最近は以前よりは余裕をもって起き上がれるようになりました。

今は、受けをさせていただく時は、
投げられたらゆっくりと転がりながら、
その間に気持ちを整えるように意識しています。
ゆっくりと起き上がり、
次の準備を整えながら先生のところに戻るようにしています。

そして、かかり稽古のときも、
取りの方の準備が出来るのも、ちゃんと待つ。
相手を待ちながら、さらに自分の気持ちを整える。
そんなふうに意識しています。

先生の受けをさせて頂くとき、
受けの仕方がわからなくて間違えたり失敗する事も多いですが、
実は、そのことは今の自分にとっては
そんなに大きな問題ではありません。
失敗しても、ひとつひとつその失敗にも丁寧に向き合っていたら、
何年後かにはきっと、受けもゆるぎないものに育つことを信じて。
取りにしても受けにしても、今は失敗しても、下手でも、当たり前。
いっぱい間違えて、失敗して、先輩に教えてもらって、
でも上手くできなくて。いっぱい何度も確認して。
まだ初心の今だからこそ、堂々と出来る事があります。

昨夜の受けも、案の定失敗もして先生にはご迷惑をおかけしましたが、
テーマにしている「待つ」ということ、落ち着いて臨むということは、
想像していたよりもきちんとする事が出来たので、
昨日の私には、とりあえず花マルをあげたいと思います。

先生、一緒にお稽古してくださったみなさま、
ありがとうございました。

2014-08-02 17:16 | 記事へ | コメント(0) |

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