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心身一如に丁寧に。
2014年12月31日(水)
こんばんは、大松です。
今年も残すところあと数時間となりました。
のんびりと、せわしなく(笑)、過ごしております。

今年はお稽古休みになってから、
『北の国から』を借りて来て見ています。
今、第7話くらいまで見ました。
どんどん、感情移入していってます(笑)。


ところで今、私が一番大切に意識していることが、
“『心身一如』にお稽古する。
 『心身一如』に丁寧に、人と、物事と、自分自身とも向き合う”
という事です。


そのきっかけは、
先日ベトナム料理屋に行った時のことでした。
そのお店は、大将と、ホールの女の子と、
厨房とホールを兼ねてるスタッフの男の子の三人で、
お店をまわしておられました。


その男の子のことなのですが。。。


なぜだか印象がとても良く、店に入ったときに、
ぱっと目を惹きました。
すごく男前だとか、奇抜な格好をしているとか、
そういうことじゃなくて。。。

体幹が、すごく通っていました(笑)。
そして、気が、
きちんと気持ちの良いところまで下がってました。
とても、落ち着いているのです。
そして、注文したときも、
私はその男の子に料理の量のことを相談したのですが、
私たちが食べやすいようにきちんと考えて提案をしてくれました。
また、料理を出す時も、お皿をさげるときも、
とにかく気持ちをちゃんと目の前の料理やお皿そのものに
丁寧にむけていることがわかるのです。
厨房で冷蔵庫から食材を出したりしまったり、
お皿に盛りつけている様子も、
とにかくひとつひとつが丁寧で、きちんと正中で仕事されています。
なので、仕事運びがとてもタイミング良く、
手際が良いのです。

そして、接客も、決して愛想がいいということではないのですが、
対応が一つ一つ丁寧で、気持ちが良いのです。
「ありがとうございました」と言う様子も、
すごく落ち着いていて、
まっすぐにその声がお客さんに向けられているのが解ります。
そのせいか、お店の空気が、とても清潔感があり、
すっきりとしていて、良いのです。


あまりに素晴らしかったので、少し見とれていました(笑)。

そして、その男の子を見ていて、
「ああ、これを、心身一如というんだなぁ」と、
初めてその言葉の意味が、腑に落ちたのでした。
貴重な夜の出来事でした。


このようなことがあり、ここ最近のお稽古では、
『今、きちんと、目の前の人に気持ちを向け、
 心身一如にお稽古できているだろうか』ということを
特に意識して行っていましたが、
これをそのまま引き続き、来年の抱負としたいと思います。
今まで以上にしっかりと、
心身一如に丁寧にお稽古に励みたいと思います。

また、今年の始めには内に向きがちだったベクトルを
今年一年のお稽古を通じ、
最近やっと外に向けられるようになってきたので、
『自分本位にならず、ベクトルをしっかり外に向ける』ということ、
これも引き続き意識して行い、
会のために自分に何が出来るのかも考えながら、
人にも、色々な物事にも、そして自分自身にも、
心身一如で丁寧に向き合って行きたいと思います。


今年一年、本当にお世話になりました。
来年も、どうぞよろしくお願い致します。


最後に、先週、加古川で撮った写真を。
加古川での、年内最後のお稽古でした。




加古川も、王子も、西宮も、尼崎も、
最近道場の雰囲気や、お稽古がどんどん密度が濃く、
深くなってきているような気がして、
それと一緒にみんなのお稽古に対する意識も
どんどん高まって来ているような気がして、
感動することが多いです。
来年からのお稽古が、楽しみでなりません。


新年初稽古は1月4日(日)、尼崎にて13時から17時までです。
もうすでにみなさん
お稽古したくてうずうずしてるかもしれませんが(笑)、
みんなで4日に元気に体を動かしましょーーーう♪


それでは、よいお年を!
2014-12-31 20:32 | 記事へ | コメント(0) |