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本質(2014年11月19日(水))
2014年11月19日(水)
この日のお稽古は尼崎でした。二部制。

身体の正面で仕事をするとか、

全身の詰まり強張りをなくすとか、

そのためには足踏みが重要でとか、

あとは、技の手順であったり、術理の話であったり、

もちろんそれぞれがそれぞれに大事なことで、

そういったことを一つ一つ丁寧に確実に

やっていくしかないのですが、

では何が本質なのか、という問いを常に失わないように

いたいと思っています。

言ってしまえば上にあげたようなことは、

表面的なことに過ぎません。

本質に近づくためには、現在の自分の状況に向き合い、

その上で何をすればよいか、

どちらの方向へ向かえばよいか、

感じながら動くことが必要なのだと思います。

それができるようになるためのお稽古をしている、

という言い方もできるかもしれません。

見失わないようにしたいです。
2014-11-19 22:34 | 記事へ | コメント(0) |
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人が纏う空気(2014年11月14日(金))
2014年11月15日(土)
この日のお稽古は西宮でした。

触覚を敏感にするお稽古をよくやります。

相手と触れることによって、

びっくりするくらいいろいろなことが分かります。

そして、直接触れなくても

やっぱりいろいろなことが分かります。

そうしたことを感じ取れる人と、

そうでない人がいて、

あるいは感度の差があって、

感度の高低もまた、感じることができます。

お稽古を重ねることによって、

感度が高まるように思うのですが、

感度が高くなりやすそうな人と、

なかなかたいへんそうな人がいて、

それもまた感じられます。

それでもお稽古を重ねることによって、

(そうしたお稽古であれば)

確実に感度は高まっていきます。

それはすなわち、

生き残るための力であろうと思います。

この記事を読んで、ピンときた方も、そうでない方も、

ぜひ合気道のお稽古をやっていただきたいなと思います。

わたしが何を言っているか、

分かっていただけると思います。
2014-11-15 02:33 | 記事へ | コメント(0) |
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清々しさ(2014年11月13日(木))
この日のお稽古は、王子と加古川でした。

空間には濃淡が生じます。

王子のお稽古では、後ろ両手取りをやりましたが、

後ろ両手取りでは特に、受けが後ろに回り込むため、

視覚のみに頼ることはできません。

何を感じるかというと触覚ですが、

相手と触れていなくても、

空間の濃淡は感じることができます。

濃淡以外にも、明暗や色彩、温度、質感などを

感じることができるかもしれません。

そうしたものは心身から発されるものであり、

また心身に影響を及ぼします。

お稽古ではそれを敏感に感じ取れるように、

感度を高めることが要求されます。

ですから、例えばわたしが悪いものを発していれば、

何が起こるかは推して知るべしです。

道場を清浄な空間に保ちたい、

愉快な気に満ちたものにしたい、

切に願うことです。

願うだけでなく、そのためにエネルギーを使うことを

厭うことのないようにしようとあらためて思う

この何週間かです。

晴れ晴れと清々しくお稽古できるよう

意を決しています。
2014-11-15 01:38 | 記事へ | コメント(0) |
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ご縁に感謝(2014年11月12日(水))
2014年11月12日(水)
この日は尼崎でのお稽古でした。二部制。

愛知県の大学でサッカー部の監督をされている方が

見学にみえました。

一部が終わった後に、お話をさせていただいたときに感じたのは、

まずは、考え方がとても合気道的な方だということ。

そして、感想をお伺いしたところ、

今は言葉にはできないという意のことを仰られて、

それも凄いと感じました。

おそらくは、短時間では頭で処理しきれないほど多くのことを、

身体で感じ取られたのではないかと思うのです。

よほど開かれた心と身体でないと、

そのようなことは起きないのではないでしょうか。

その後も二部の最後まで、

つまりは計4時間近くも熱心にお稽古を見てくださって、

随分多くのものを受け取ってくださったようでした。

お稽古後は、残念ながらご一緒できなかったのですが、

今回その方を案内してくださった

うちの廣田さん(合気道的サッカー指導者です)と、

長時間にわたって語り合われたようで、

そこでのお話や、大学に戻られてこの後どうされたのか、

次にお会いしたときに、お話しできることを楽しみにしています。

前記事でも書きましたが、

合気道的な方とお話をさせていただいたり、

そういう方と体験稽古などで一緒にお稽古させていただくと、

われわれの合気道も洗われていくのを感じます。

今回も得難い体験、時間でした。

ありがとうございました。
2014-11-12 23:01 | 記事へ | コメント(0) |
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祖母井秀隆さん
2014年11月09日(日)
2012年10月24日(金)に、

京都サンガF.C.のゼネラルマネージャーをされている

祖母井秀隆さんが西宮道場に来られて

お稽古の体験をされました。



お稽古の前後の時間に、

祖母井さんからお話を伺っていて思ったのは、

とても人間的に深みや厚みのある方だということでした。

そしてとても合気道的な考えをお持ちなのです。

心、気持ち、考え方、生き方が、合気道の技にも現れるし、

わたしは、それこそが合気道そのものだと思っています。

祖母井さんとお話しているだけで、

自分の合気道が変わっていく思いでした。

その祖母井さんが、ささの葉を気に入ってくださって、

お忙しくされている中、

翌週もお稽古に来られ、ささの葉に入会してくださり、

さらに翌週来られたときには「中毒になりました」と

笑いながらおっしゃってくださいました。

とても嬉しかったです。

祖母井さんとの出会い、

そして祖母井さんとお稽古できること、

お話をすることができること、

わたしにとっても、ささの葉にとっても

本当に得難く大切で有難いことだと感じています。

祖母井さんが居心地がよいといってくださったささの葉合気会、

これからもますます楽しくお稽古できる場にしていきたいです。

2014-11-09 17:21 | 記事へ | コメント(0) |
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