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ニックネーム:ささの葉合気会
道場長の篠原です

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心構え
2015年03月26日(木)
久々のブログ登場、大松です。

先日の凱風館春合宿にて、初段を頂きました。
入門時からここまで導いて下さった内田先生、
一番多くのお稽古時間を共にし沢山の学びを下さった篠原先生、
いつも温かくご指導くださる凱風館の先輩方、
いつも道場で楽しく一緒にお稽古して下さるみなさま、
そしてこのようにお稽古に集中出来る環境を作ってくれている夫に、
本当に感謝します。

日々色んなことがある中、無事この日が迎えられたのは、
奇跡のように思います。

合宿での審査後のスピーチでは、
あんなことこんなこと、色々あったなぁと思っていたら、
話す前から感極まって泣いてしまいましたが
(すみませんでした^^;)、
たくさんの方々の支えのお陰で頂けた初段なので、
やっぱり感謝の気持でいっぱいです。

本当にありがとうございました。

実は私、かつてはこんなに心から人に感謝することって
あまりなかったような気がするのですが(笑)、
合気道を始めてから人との繋がりやその有り難みを
身にしみて感じるようになり、
これも、合気道を始めてよかったなぁと思うことの一つです。



今回の合宿の帰りに、私の尊敬する先輩が、
とても大切なお話をして下さいました。

「技が上手いとか、色んなことが出来るとか、
合気道はそういうことじゃない。
心のあり方、態度、言葉遣い、姿勢。
そういうことができてこそなんです。」

その先輩は、ある日尊敬する先輩にトイレで言われたそうです。
乱雑に置かれたスリッパを整えながら、
『君にはこういう事にこそ気を配って欲しい。
君はそれが出来る人だから』と。

そして、
「そういう小さな事にまで意識を向け大切にし、
そうしながら自身を整える、
それこそが脚下照顧なんです」と教えて下さいました。

「歩く姿が武である」という言葉を思い出しました。
ああ、こういうことなのかなぁと、思いました。


初段昇段の節目に、こういうお話をして頂いた事、
とても有り難く、身が引き締まる思いがしました。
昇級、昇段し、その段級にふさわしい自分であること。
とても大切なことだと思います。
初段なら初段なりの心構えを持ってお稽古する事、
そして天地の理に沿って行動する事。
大切にしたいと思います。
そして、私も、合気道の技だけではなく、
こういった本当に大切な事を後輩に
ちゃんと伝えられる先輩になりたい、そう思いました。

そのためにもよりいっそう気を引き締め合気道と向き合い、
そして今までよりもっと楽しく合気道と向き合うよう、
そんなふうに精進して行きたいと思います。


今後ともよろしくお願いします!


2015-03-26 23:04 | 記事へ | コメント(0) |

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