2013年7月11日(木) 王子道場
2013年07月14日(日)
この日のお稽古では「流れ」を意識しました。
いつもは手順や技のポイントを中心に説明するため、
点をつないだような技になってしまいがちです。
技の勘どころ(質の転換点)というのがあり、
また流れの濃淡のようなものはあるのですが、
全体の流れは一続き、一息になります。
その流れは、取りが生みだす(汲みだす)ものであり、
始まりと終わりは無限遠にあるように思います。
取り受けともに、
その流れを邪魔しないような身体運用が必要で、
そこで大事になってくるのが、足踏みです。
足踏み、つまりは方向も含めた空間的な位置取りです。
足踏みは視覚的な感覚ではなく、
皮膚感覚によって決まってくるもので、
そういう感覚を養うためにお稽古をしています。
そのような感覚が鋭いか鈍いかは、
礼をするときに並んだり、円になったり、
体操をするときに道場に広がったりするときに
よく分かります。
人数が多いときに前後に重なって体操していたり、
後から人が増えてきても、最初にいた位置に留まり続けたり、
それは、その場に生じている濃淡を感じて、
それが気持ちよく整うように動くということができない
ということで、
なんというか極端に言うと、致命的なことのように思えます。
などと書いているわたしも、鈍いです^^;
少しでもそういう感覚が養っていけるよう
そこを意識してお稽古を重ねていこうと思います。
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2013-07-14 19:06
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