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2014年7月11日(金) 西宮道場
2014年07月14日(月)
この日は、肩取り面打ちという取り手でお稽古しました。

この取り手は、いわば応用の取り手になるので、

お稽古を始めて年数の浅い人ばかりのささの葉のお稽古では

今までやったことがなく、

全員、お稽古では初めての取り手となりました。

もちろん、全員が年数が少ないといっても、

その中で経験の差はあり、

当たり前と言えば当たり前なのですが、

経験の長い人ほど、戸惑いが少ないように見受けました。

お稽古ではいろいろな技をやりますが、

出てくる技をひとつひとつバラバラに覚えていては

追いつきません。

それぞれの技の共通部分であったり法則であったり、

そのようなものを発見し、

さらにそれを洗練させていくことが必要です。

長くお稽古をやっていくと、そのようなことが

できるようになっていきます。

それゆえ、やったことのない技でも、

戸惑いが少なくなるのだと思います。

長く長くお稽古を重ね、法則が究極に洗練されると、

それはただ一つになるのではないかと、

わたしは想像しています。

そしてそれをまたそれぞれの技に返していく。

同じようなことを高段の先生がおっしゃっているのを

聞いたことがあります

(表現が難しかったので解釈違いかもしれませんが)。

お稽古をするときは、そんなことを頭に置いておいて、

それぞれの技をみれるようにしたいです。
2014-07-14 22:16 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2014年7月10日(木) 王子道場・加古川道場
2014年07月11日(金)
受けが大事、受けのときにたくさん学ぶ、など

何度も繰り返し言っていて、

具体的にどうするのかということにも

お稽古で触れてはいるのですが、

どうしても取りのときにどうするのかというほうに

目がいきがちなように見受けられます。

まずは、取りのとき以上に、

受けのときに集中してやってみてはどうでしょうか。

というより、

実際に受けのときのほうが集中が必要です。

取りは動きを主導する立場にありますが、

受けはそれに応じて動く側で、

つまりは先が見えない中で動かなければなりません。

先回りして動くのは、先受けといって、

お稽古では、やる技が決まっているから何事も起こりませんが、

本来は非常に危険なことですし、

取りの人の気づきや発見の妨げになります。

基本は、気の結びを正中にとらえ、

詰まり強張りができないように動く、

ということになりますが

(これ、取りのときも同じです)、

具体的にどうするかは、お稽古中の話を聞き、

いろいろ試行錯誤して、分からなければ質問し、

ということを繰り返して習得してください。

お稽古の優先順は、受け、取り、教える、

だと思っておいてもらえばいいでしょう。

教えることはよい稽古になりますし、

相手が困っているなら、しっかり教えてあげて欲しいですが、

そのときも受けが疎かにならないよう

いつも以上に注意してください。

どうぞ自分のお稽古を大事にしてください。
2014-07-11 00:02 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2014年7月9日(水) 尼崎道場
2014年07月09日(水)
この日のお稽古は一部のみ。

流れの中で受けに手を取らせることがテーマでした。

手は取られるのではなく、取らせる、とよく言われます。

取られると取らせるとの違いには、

もちろん物理的な違いもあるでしょう。

手のどの位置をどの角度で取らせるか、

取らせた位置と自分の身体、相手の身体との位置関係、

その違いによって、自分の力の出しやすさ、

相手の力の出しやすさが変わってきます。

自分が有利になるなら、それは取らせたと言えるかもしれません。

この日のお稽古では、受けが来てからではなく、

受けが来る前に取りが流れを作って、

その中で手を取らせて、技に入りました。

流れを作るには、闇雲に動くのではなく、

身体を整え、動きを整える必要があります。

そこに相手がやってくるので、楽に動くことができるのです。

といったようなことは、物理的な面からとらえた話ですが、

取らせるというのには、

心や意識の使い方が大きくかかわってきます。

気持ちの準備ができていない状態で手をつかまれたら、

「取られた」状態になりやすいでしょう。

そういった場合でも動じなければ、

それは「取らせた」と言えるでしょう。

流れの中だと取らせることがやりやすいのは、

すでに気持ちの準備ができた状態でいるからです。

もちろん、ただぼんやり動いていたり、

相手の手や、手順などに気を取られていれば、

結局は手は取られてしまいます。

身体の使い方と心の使い方、どちらも大事です。
2014-07-09 17:48 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2014年7月2日(水)〜7月4日(金)
2014年07月05日(土)
この間のお稽古は、尼崎一部二部、王子、西宮でした。

受けが大事だということは、

わたし自身いつも身に沁みて思うことですし、

事あるごとに、お話もしているところです。

見たり聞いたりする姿勢や態度も、

受けに相当するもので、

ちゃんと見たり聞いたりできないようなときは、

おそらくは注意散漫な受けしかできないでしょうし、

それはすなわち合気道の本質からも

遠ざかっているように思います。

かかり稽古で、取りでも受けでもないとき、

他の人がやっているのを見たり、

あるいは先輩が教えているのを聞いたりすることに

なりますが、そこで何を見て何を聞いて、どう学ぶか、

それもとても大事なことです。

かかり稽古では、原則として、一番上の段級の人が、

分からずに困っている人に教えてあげてください。

あちこちからあれやこれや言われると、

教えてもらう人も混乱します。

そうやって、教えているところ教えられているところを、

見ること聞くことも、たいへんによい稽古になります。

自分が最初に技をする組になったときには、

それを活かして、臆せず責任をもって教えてあげてください。

最後に、繰り返しておきます。

受け、見ること、聞くこと、とてもとても大事なことです。
2014-07-05 01:47 | 記事へ | コメント(0) |
| お稽古雑感 |
2014年6月25日(水)〜6月27日(金)
2014年06月30日(月)
この間のお稽古は、尼崎一部二部、王子、加古川、西宮でした。

道場でお稽古できる時間は限られています。

一週間すべてのお稽古に参加して7時間半。

それを多いと見るか少ないと見るかはおくとしても、

道場に居ない時間のほうが圧倒的に多いのは事実です。

先日のブログには、合気道的W杯観戦法が紹介されていましたが、

合気道的な道場外での過ごし方こそが、

何よりのお稽古であると言えます。

身体を動かすことだけがお稽古ではありません。

何をもって合気道的と言うことができるのか、

そういうことに考えを巡らせるところから

始めてみるのもよいのではないでしょうか。

日常の様々なことと結びつくことによって、

道場でのお稽古もより深くなっていくと思います。
2014-06-30 22:01 | 記事へ | コメント(0) |
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