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2周年を祝う会
2014年11月09日(日)
もう一月前のことになりますが、

2014年10月4日に、ささの葉合気会は2周年の節目を迎えました。

そして、その日に2周年を祝う会が催されました。

ささの葉の会員と、

甲南合気会のわたしの同期を中心とした有志のみなさんと、

総勢27名が集まり、わいわいと賑やかに会食をしました。

また、2周年と同時に、わたしの弐段昇段も祝っていただき、

メッセージとともに、袴を頂戴しました。

多くの門人と道友に囲まれ、日々お稽古ができていること、

こうした会に多くの参加者があること、祝っていただけること、

深く深く感謝いたします。


一緒にお稽古しているみなさんそれぞれ事情がおありで、

お稽古に来られる頻度もそれぞれですし、

お稽古できない時期が続いて休会される方もいらっしゃいます。

会員のみなが、

お稽古に行こう!と思ったときに、いつでも来ることができるよう

末長く道場を続けていきたいですし、

いつ行ってもいいと思えるような道場でありたいです。

これからも楽しくお稽古を続けてまります。

どうぞよろしくお願いいたします。

2014-11-09 16:06 | 記事へ | コメント(0) |
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整える
2014年07月08日(火)
最近、わたしがお稽古で多用している言葉があります。

「整える」

呼吸を整える、気持ちを整える、

身体を整える、動きを整える。

合気道で大事なことの多くが、この言葉には集約されている、

今はそのように感じています。

それは、他の表現で言われていることも、

「整える」と言い換えることができることが多くあるからです。

たとえば、全身の緊張を均質にするとか、

詰まり強張りをなくすといったことは、

身体を整えると言い換えることができます。

動きに段差や濃淡をつけないというのは、動きを整える。

呼吸、気持ちを整えるのは、安定打坐につながります。

適切な間や間合いを取ることも、

時間的な場や空間的な場を整える、と言えます。

足踏みのことを言うときに、

技をやっているときの取り受けの間の位置関係だけではなく、

他の組とのバランスを取って道場を使うとか、

準備体操や呼吸法のとき、列や円になって並ぶときの

立ち位置のことも言われますが、

これはどれだけ視野を広く持って、

大きな場を考慮に入れて整えることができるのか、

それも最初の位置に居着かずに、

動的に場を整えることができるのか、

そういったことが問われているのだと思います。

他にも整えることが重要な場面は多くあるでしょう。

お稽古だけでなく日常でもそういう意識を持ってみると、

何かまた発見があるかもしれません。
2014-07-08 00:10 | 記事へ | コメント(0) |
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聞くこと
2014年07月06日(日)
受けは聞くことに、聞くことのは受けに通じると、

昨日の記事で書きましたが、

受けに限らず、

聞くことは他のことにも関係しているように思います。

準備体操のときには、身体の声を聞きながらやりましょうと、

わたしはよく言います。

阿吽の呼吸をするときに、全身をスキャンする、と

内田先生は言われますが、

これも身体の状態を聞きとっていると言えるでしょう。

準備体操や呼吸法のときだけでなく、

技のお稽古をしているときも、

あるいは、技のお稽古をしているときにこそ、

身体の声に耳を澄ませたいです。

そして、身体の声だけでなく、

心の声にも耳を傾けたいものです。

合気道のお稽古は、心のお稽古である、

というのはよく言われます。

慌てない、とらわれない、あるがままでいる、

そういったことができるようになるには、

まずは自分の心の状態に気づくことが必要です。

身体の状態、心の状態に、耳を傾ける。

そして、技のお稽古では相手がいます。

取りをするにしろ、受けをするにしろ、

相手のことを聞くことが大事です。

(聞かないことが要求されることもありますが、

それも聞けることが前提であると思います。)

自分が、自分が、となる前に、

まずは聞くことから始めるよう

心がけたいです。
2014-07-06 01:05 | 記事へ | コメント(0) |
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石井ゆかりさんの闇鍋インタビュー
2014年04月12日(土)
ミシマ社さんのウェブ雑誌に『ミシマガジン』というのがあります。

( こちらが、そのURLです。 http://www.mishimaga.com/ )

そこで連載中の『石井ゆかりの闇鍋インタビュー』にて、

ご縁がありまして、

わたしが大ファンであるところの石井ゆかりさんに、

お話を聞いていただき、素敵な記事にまとめていただくという

それはもう夢のような機会を得ることができました。

そちらを見てくださって、ささの葉合気会のHPや、

このブログを覗いてくださっている方も多いと思います。

(というか、アクセス数を見てびっくりしました。)

合気道に興味を持ってくださった方、

始めてみようかと思ってくださった方もいらっしゃると思います。

ぜひ、始めてみてください。

やってみなければ分からないというのは、

よく言われる言い方ですが、

合気道の場合は(おそらく他のそういうものと同じく)、

自分が変わることによって、その変わったあとの自分にだけ、

分かるような分かり方をするのだと思います。

なので、分かったような気にさせるだけの説明は、

差し控えさせていただいて、

(というか、ほんと説明しづらいんです^^;)

一言。

ぜひ、始めてみてください。

もしご縁を得て、

わたしと一緒にお稽古する機会がありましたら、

そのときはどうぞよろしくお願いいたします。
2014-04-12 10:14 | 記事へ | コメント(0) |
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凱風館での代稽古(初)
2013年07月09日(火)
楽しみで楽しみで夜ほとんど眠れぬままの

早朝の代稽古でした。

やりたいことを全部盛ると時間が足りないし、

ポイントがぼけるので、

やってみて最初に出てきたものを

なるべく通しでできればいいなくらいの準備で臨みました。

出てきたのは、丹田を中心に動く、でした。

腕を使うときは、丹田から伸びている腕を動かす、

丹田から指先まで気を通す、とか、そういったこと。

あるいは、気の結びを、取り受けともに丹田で捉え続けること。

そのあたりに注意していると、

気の結びがより明確に意識できるようになります。

さらに気の結びを大事にするために、

手をなるべく掴まずに触れるだけで通しました。

普段のお稽古ではあまりやらないことや、

テーマの中心にならないことなども多く、

戸惑われた方も見受けられました。

一応、わたしの中で一番ホットなテーマってことで

ご勘弁を(笑)。

もちろん普段やっているお稽古と

密接な関係があると思っています。

お稽古の趣旨も説明しながらさせていただきました。

少し変ったお稽古だったかもしれませんが、

何か伝わるものがあったならば嬉しいです。

わたし自身はといえば、めちゃめちゃ楽しかったです(笑)。

受けを取って下さった方ともぴたっと合いましたし、

喜んでいろいろやって下さった方も多かったからでは、

などと勝手に思っています。

本当に貴重な機会をいただき、よい経験ができました。

ありがとうございました!
2013-07-09 23:04 | 記事へ | コメント(0) |
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