道場紹介
当道場は、合気道の開祖、植芝盛平先生から多田宏先生、 内田樹先生へと続く流れを汲み、呼吸法を大事にし、 優しくしなやかに使える心と身体とを目指して、 楽しく真剣に日々お稽古に励んでいます。お稽古はほぼ週に4回。それぞれ別々の場所で行っています。 会員は各々が自身のペースでお稽古を続けていて、 複数の場所でお稽古に参加する人も多く、 気兼ねすることなく、すべての場所でお稽古することができます。
合気道では強弱勝敗を論じないため試合がありません。 人との比較ではなく、自分自身の向上のためにお稽古を重ねます。 お稽古中に、我々がよく使うのは、「整える」という言葉です。 呼吸を整える、気持ちを整える、身体を整える、動きを整える、 そして場を整える。自分だけに目を向けるのではなく、 周囲を含めた場をも高めていけるようなお稽古を行っています。
参考:「合気道とは」合気道凱風館 師範 内田樹 http://gaifukan.jp/aikido/article/合気道とは
指導者紹介
【篠原 拓嗣(しのはら たくじ)】・公益財団法人合気会 四段
・合気道凱風館 助教
2010年4月、合気道凱風館(当時多田塾甲南合気会)に入門し、現在も内田樹師範の元、お稽古に励んでいます。
2012年9月までは、京都大学で助教として分散コンピューティング、ゲーム情報学を基盤に 人文社会系を含めた学際的な連携研究を推進する仕事に携わっていました。 ささの葉合気会を始めるにあたって、合気道に専念することを決意、大学での職を辞し、 2012年10月よりささの葉合気会の運営、稽古指導に当たるとともに、自己研鑽の日々を送っています。
【大松 多永(だいまつ たえ)】
・公益財団法人合気会 四段
・合気道凱風館 助教
2013年2月に合気道凱風館(当時多田塾甲南合気会)に入門し、現在も内田樹師範の元、お稽古に励んでいます。
大学卒業後はグラフィックデザイナーとして働いていましたが、2011年東日本大震災時に心境の変化があり、同年秋頃から、ヨガインストラクターの仕事を始めました。ヨーガの智慧やその経典からの宇宙の法則の学びは、自分の生き方や考え方の基盤となっているように思います。
そして2013年に合気道凱風館にて合気道と出会い、魂の求めていたものだという直感を覚えました。入門以後、全てが深淵で愉しく感じ、透明でしなやかな合気道の世界にどんどん引き込まれていきました。お稽古を通して初めて「人と向き合う」エネルギーを感じ、この感覚はその後も微細に更新され、自分を知るための大切なものとなっています。
道場では、稽古を通して自分の心や身体と良く対話し、自分を知り、それぞれの生命力が底上げされる。そんな指導を志しています。